学歴だけが指標にならないことも
就活をしている場合、学歴が就活に影響があるのかどうか、考えてしまう人もいるはずです。学歴は採用するための指標のひとつではあります。しかし、それだけが全てではないのです。同じ有名大学卒業であっても、たくさんの企業から内定をもらうことが出来る人もいれば、一社も内定をもらうことが出来ない人もいます。では、就活で学歴以外の指標となるものとは、どのようなものなのでしょうか。 就活で学歴以外に重視されることは、コミュニケーション能力です。面接まで行った時、面接官と話をすることで、採用されるかどうかが決まります。この時、上手に簡潔に要点を得た話をすることが出来るかどうかが、とても重要なのです。話をすればよいというものではありません。場の空気を読むことも大切なのです。面接官はとても大変な仕事ですし、何度も同じような学生からの話を聞いています。そのため、長くだらだらと話をしているような人は、採用しないものなのです。例えば、集団面接で6人学生がいた場合、30分程度で終わらせることになっていると、一人あたりの持ち時間は5分程度です。2つ程度しか質問して答えることは出来ません。なのに、1つ問いかけられて長く話をしている人は要領が悪い、状況を理解していないと判断されてしまうのです。また、1つしか質問できないという問題もあります。簡潔に要領を得た話をすることが出来るようにしておきましょう。 また、色々な経験を積んでいる人は、顔つきが違います。目も違います。仕事をして張りのある生活をしている人と、だらしなく遊んで暮らしている人の違いのように、経験の有無による学生の表情の違いはとても大きいのです。学生時代、経験値を積んでおくようにしましょう。バイトや旅行、イベントの運営、大学外での勉学など、様々な方法によって新しい世界を広げていくことです。新しい経験を積んでいくことは、就活をする上でも大きな力になるはずです。